立翔館の新社屋は、平成26年7月、京都市南区上鳥羽火打形町に完成しました。
4階建の新社屋は、広々とした作業スペースと、荷捌場や倉庫・エレベーターなど作業効率を上げるための設備を完備。ゆったりと過ごせる休憩室や清潔なトイレなど快適に楽しく過ごせる設備も充実しています。
館内では、紙器(箱)の組立作業に取り組んでいます。お土産の菓子箱、カタログギフトのケースなど、紙器のカタチや種類は様々。単純で簡単な作業から、複雑で難しい作業まで、作業種目は豊富にありますので、各自の到達レベルに応じた仕事をすることができます。
利用者と職員が力を合わせ、責任をもって毎日の作業に取り組んでいます。
1階には製凾工場、荷捌場があります。
1階製凾工場は、元・下鳥羽工場の機能を移設した作業室。2機の製凾機を設置しています。
製凾機は紙器を高速・自動で組み立てる機械で、シンプルな形状の紙器なら色々な大きさに対応可能です。機械班メンバーは、箱をタケノコ状に積み上げる仕事、フタとミをセットする仕事、結束機で紐を掛ける仕事などを行います。
荷捌場は、トラックから荷物を降ろしたり、各作業室で仕上がった製品をトラックに積んだりするためのスペースです。フォークリフトが重い荷物の荷捌きに活躍しています。
製凾工場
1階荷捌場
Trinca
2階には「2-A」「2-B」の2室の作業室があります。
2-A作業室は、元・円町1階の機能を移した作業室。技術が求められる仕事、速度が求められる仕事を行う、立翔館の中核となる作業室です。
立翔館作業メンバーの高い技術が最も発揮されます。
2-B作業室は、元・円町2階の機能を移した作業室。
複雑な仕事はできませんが、若いメンバーや女性メンバーが多く、賑やかで元気な作業室です。
2階の和室休憩室。キッチンの色は黄色です。
2-A作業室
2-B作業室
2階休憩室
3階には、1室の作業室と倉庫があります。
3階作業室は、元・新町分室の機能を移した作業室。
会社勤めをリタイアした年配のメンバーが中心で、落ち着いた環境の作業室です。
倉庫には、資材や製品をストックしています。
大量の受注に応えるためには、倉庫は必須です。メンバーもハンドリフトの練習をして、倉庫での荷物の出し入れをしています。
3階の和室休憩室。キッチンの色は赤色です。
3階作業室
倉庫
3階休憩室
4階には職員室、男女各更衣室、静養室などがあります。
職員室には、温かみのある木製デスクと、PC・コピー機・ビジネスホンなどを置き、司令塔としての機能と設備を備えています。
男女それぞれの更衣室は、ロッカールームとなっており、十分な広さがあります。
静養室には、白く可愛いベッドを置いています。部屋の奥にはシャワールームも。
現在は、夜中も仕事している所長のプライベートルームのようになっていますが…。
職員室から出られる屋上は、鴨川を眼下に、明るくて開放的な景色を臨みます。
バーベキューやビアガーデンを楽しむこともできるような、広い屋上です。
職員室
静養室
屋上
立翔館を利用になるための手続きや、ご利用の流れをご案内します。
また、立翔館では原則として、以下の用件を満たしている方を利用対象としています。
まずはお近くの福祉事務所等へご相談ください。
来所日時を予約の上、お越しください。
作業見学や、利用に関する説明を行います。
実際に作業に入ってみてから決めたいという方は、実習に来てください。
立翔館のご利用が決定した後、続けて手続きを行います。(下記参照)
学校の進路担当の先生よりご連絡いただきます。
実習前に事前面接があります。
作業見学や、利用に関する説明を行います。
学校による3~5日間の実習があります。実習最終日には反省会を行います。
立翔館のご利用が決定した後、続けて手続きを行います。(下記参照)
重要事項説明書に沿って、説明を行います。
契約書の内容を説明します。
印鑑(認印で可)が必要になりますので、契約当日に持参してください。
ピンク色の「受給者証」を提出してください。
立翔会の印鑑を押し、必要事項記載して、お返しします。